1827&6927で【専属執事バトン】





side:H
「うう…よろしくお願いします、ご、ご主人様…」

「…モップ構えて言うセリフじゃないよね。」


side:M
「が、頑張って今日は敬語で行こうと思っ…思います。」

「はい、頑張ってくださいね。」


【専属執事バトン】

(指定キャラ:執事→ツナ ご主人様→骸&雲雀)


■朝目覚めるとツナが耳元で起こしてくれました。

side:H
「起きてください、ご主人様。」

「…綱吉、そのロングメガホンはどこで…」

「買ってきたんですよ。身の安全の為に!」

「もっと可愛く起こせないの、君…」

「ハンドマイクじゃないだけ有り難いと思ってください。」

「ふ…甘いよ。」

「んぎゃ!?マジックハンドおおぉぉ!?」

「君の考えなんかお見通しだよ。」


side:M
「むく、ご主人様いい加減起きてくださ〜い。」

「……………おはようございます…zzz」

「って言いながらまた寝ないでください。はい、起きて!」

「まだ眠い…」

「ったくしょうがないなぁ…ってふぎゃあ!?」

「クフフ…油断は禁物ですよ、綱吉くん。メガホンなんて色気無いもの持ち込み禁止です。」

「モーニングに色気は必要ないだろ!」



■ツナが着替えを手伝ってくれるそうです。

side:H
「さあ、おいで。」

「着替えるのはひば、ご主人様でしょう。なんですかその手は。」

「ん?何、もしかして脱がしてくれるの?」

「指令ですからね。それに埒あかない………っお触り禁止ですよ!」

「じゃあこの空いてる手をどうしろと?」

「自分のお膝にお願いします。」

「…………………………………」

「口でボタン外すのも禁止ですよ!」

「ちっ…」

「暇なら自分でも着替えてください!俺は手伝うだけですよ!全部は面倒見ませんよ!」

「ケチ。」

「うぎゃ!?舐めないでください!」


side:M
「失礼します。」

「はい、どうぞ。…なんだか本当の執事みたいですねぇ。」

「格好だけですって。…触ったら殴ります。」

「ふう…仕方ないですね。大人しくしますよ。」

「そうしてください。」

「………………」

「………………」

「………………」

「…………なんですか。」

「その服とても似合いますよね。」

「?ありがとうございます…」

「一番上まで閉じられたシャツに乱れのない上着…タイもなかなかに禁欲的でそそります。腰の薄さも強調されますし…
夜にこの手でそれを乱して君が涙ぐんだ目で僕を見上げる様を想像したら…おや真っ赤。」

「お前のせいだろ!!」



■今日はツナと買い物。どちらまで行きますか?

side:H
「pass○ort行くよ」

「へ?いいですけどなんで…」

「はんな○豆腐の枕欲しいから。」

「なんでまた…」

「可愛いものに囲まれると癒されるじゃない。」

「それはいいですけど…」

「でも僕だと目立つから君に頑張ってもらおうかと。」

「……いいですよ。」

「あれ嫌がらないの。」

「俺が断ったら草壁さんたちに行かせる気でしょう…風紀委員方の胃と店員さんの精神衛生の為に俺のしがないプライドくらいいくらでもドブに捨ててやりますよ…」

「ワオ、男前。」


side:M
「ご主人様…おもちゃ屋に行きたいって…これは何ですか、またイジメの一環ですか…」

「クフフフフフ〜」

「ご満悦なのはいいですけど。」

「ぬいぐるみの棚に鎮座する綱吉くん…クフっ、可愛いです!」

「写メしてないでいい加減降ろして…」

「次はUFOキャッチャーの中いきましょうか。」

「嫌だ!」



■家に戻ると、ツナと夕食の準備をすることになりました。貴方の好きなメニューだそうです。

side:H
「ハンバーグ作るよ。」

「いいですけど…あの、俺料理は…基礎は出来ますけど…」

「知ってる。玉ねぎの皮剥いてみじん切り。出来る?」

「はい!」

「僕はその間に肉を調達してくるから…」

「はい!ってええ!?」

「心配しなくてもちゃんと牛100%だから。」

「問題は成分ではなく原産地!雲雀さん財布!何故財布ではなくトンファー持ってくんですか!?待って!!」



side:M
「魚貝スパゲティでいいですか?」

「おや、作れるんですか?」

「それはなんとか…冷凍のシーフード使うだけですから。」

「…手伝いましょう。なんだか不安なので。」

「お、お願いします…」

「ああ、そうだ。シーフードならイカもいりますね。」

「?はい…」

「丁度いいのがあるんですよ〜。」

「……………っっ!!」

「活きがよくて新鮮ですよ♪」

「んぎゃああ!ヌメヌメしてキモっ…!お前これボックス兵器だろ!?降ろせ〜!!」

「おやこっちも活きがいいですねぇ。」

「ホント何もしないで座っててくれ、ご主人様!!」



■包丁で指を切った!!と思ったら...ツナが舐めてくれています。

side:H
「おっと。」

「ぎゃあああああ!!今ズパって!!ズパって!!」

「ほら舐めてよ。」

「ダクダクじゃないですか!!無理!ワザと切るにしてももっと控え目にお願いします!」

「我が儘だな…はい、じゃこっちでいいよ。」

「うう…し、失礼します…」

「………………」

「………………」

「………………」

「……………んっ…」

「誘ってる?」

「滅相もない!」



side:M
「さあて♪サクサクいきますよ〜。」

「…ホントに兵器捌いちゃったよこの人…あれ。」

「どうしました?」

「ご主人様、指から血が…」

「おや、僕としたことが。」

「あむ。」

「!!!!!!」

「…ん、血は止まりましたね…って。あれ?ご主人様?どうしたんですか?お〜い。」

「……………ふああああああ!!!!」

「ふえ!?」



■無事に出来た夕食。ツナが食べさせてくれるそうです。

side:H
「はい、どーぞ。」

「何この距離。それ僕のマジックハンドだし。」

「恥ずかしいんです、妥協してください。」

「ダメ。はい、ここ座って。」

「ひきゃ!?て、テーブルの上に座るのは行儀悪いですよ!?」

「いちいち反抗的な執事だね。あんまり言うこと聞かないとひん剥いて少年盛りに…」

「ご主人様、あ〜ん。」

「分かればいいんだよ。」


side:M
「ご、ご主人様、落ち着きました?」

「まだ東名高速を爆走中です…無理です…もう無理です…」

「えっと…ほ、ほら!ご飯できたし!食べましょう!」

「先に食べてください…今日の僕は死にました…」

「あ、そうだ。食べさせてあげますよ。」

「!!」

「はい、口開けてください。」

「…………ひっ」

「?」

「ひきゃあああああああ!!!!」

「へ!?な、何!?何処行くの、むく、ご主人様!!」



■就寝前にツナが貴方と一緒にいてくれるそうです。何をしますか?

side:H
「どうしようか〜。18禁不可って言われてるし。」

「言われてるのにあんなことやこんなことしようとしてたんですか…」

「無難にデュエルでもする?」

「遊○王…そんな趣味あったんですか…」

「因みに僕が勝ったらこのあとリク受けてる『主従で雲綱裏小説』になるから。」

「!!」

「僕は強いよ…?」

「時間ください!デッキ組みますんで!!」


side:M
「…本当に東名高速走るとは思わなかった…」

「すみません、僕としたことが…」

「もう、大人しくしててくださいよ、ご主人様…」

「普段は逃げてばかりの君がこちらに押してくるからつい…まあいいです。醜態を晒した落とし前はつけさせてもらいます。」

「こっち見て目をぎらつかせないでください。俺が悪いみたいじゃないですか…」
「年長者をこけにしたこと後悔させてやる…」

「いやいやいや!!指令だし!!つかお前も昨日やっただろ!?」



■ツナが一緒に寝てくれるそうです。

side:H
「……………」

「そう固くならなくてもいいじゃない。今日は何もしないから。」

「『今日は』ですか…そうですか…」

「不満ならいいよ。はい、乗って乗って。」

「はいはいはい!ささ、寝ましょうか!抱き枕でもサンドバックでもいいですから寝ましょうか!つうか寝て!!お願いします!!」


side:M
「…これで満足?」

「はい。」

「…抱き潰さないでくださいよ…」

「クフ。」

「何その笑い…」

「今日はこれで勘弁してあげますけど明日は覚悟してくださいね〜?」

「…これで終わりじゃないの…」

「クフフッ。」

「擦りついてないで答えてください…」



■寝たふりをしていると...ツナからの囁きが...何と言っていましたか?

side:H
「…明日はいじめないでください…っていうか偶には優しくしてくださいよね…っ!」

side:M
「骸、今日知ったけどなんか可愛いトコもあるんだね…やっぱ怖いけど。でも嫌いじゃないよ…」










END



「逆は?」と言われたのでやってみました。
乙女バトンは変換次第でとてつもない萌えにつながりますな!

え〜、デュエルの結果ですがツナが負けました(笑)
例のリク小説は短編の部屋からどうぞ。