狼骸とハムツナ
〜パンが無ければ君を食べるまで。より〜





びっくりしてる間に明るい所に連れ出されてしまった。

「はい数時間振り、綱吉君。全く…奥にいるから引き出すの大変だったじゃないですか。」

……………誰?
俺を抱えてくどくどと文句をいう人間。
見たことない人。誰?
俺は丸くなったままじいっとその人を見上げる。
そしたら親指でお腹ウリウリされた。じたばたしてたら今度は頬摺り。
何すんだ。

「クフ、本当に可愛い…獄寺の気持ちが判らないでもない。」
「骸、さん?」
「はい。」
「…人間?」
「いいえ、狼ですよ。正体はね。」
「?」
「僕もアヤカシなもので。ただ普段は楽なんで犬のふりしてるんです。夜は大抵人身に変化しますけど。」
「……食べない?」
「食べませんて。」

こて、と俺はそこに尻餅をつく。
安心したら気が抜けた…




(本文より)

人型ムクウルとハムツナの図。
こんな平和なのはあり得ませんけど(笑)
でも二匹の関係が表情からよく分かりますよね…なにはともあれ可愛いなぁ。(←そこか)

**********

なんか無理言ってすみませんでしたm(_ _)m
でもいただけて嬉しいですvv喜びのあまりトップに勝手に飾ってしまってごめんなさい…

またまた描かれましたら是非に!是非に当サイトへ!!(←がっつくな)