『恭哉』VS 雲雀
〜鬼の鏡より〜 『…分かったよ。今日は諦めてあげる。』 「とっとと消えろ、悪鬼。」 『可愛くない子孫だね…』 カツカツと足音を立てて『恭弥』が横を通り過ぎる。 姿は見えないけど、そこにいるのは分かる。今まで鏡に引き込まれない限り感じなかったプレッシャー。 それがすぐ隣にいる。 カツン え? ふわりと暖かいものに包まれる感触。窓ガラスを見れば『恭弥』に抱き締められていた。 「会いに行くから…待ってて。」 「!」 頭に響く声じゃない、現実の肉声。 突然腕を捕まれて引っ張られた。気付けば雲雀さんの腕の中。 雲雀さんが凄い形相で『恭弥』がいるあたりを睨む。 「失せろ。」 くすくすと笑いながらプレッシャーが消えた。 雲雀さんの腕の締め付けが強まった。 (本文より) もうこのイラスト素晴らしすぎる…!! 携帯サイトの一話に貼らせて貰ってますがこれ細部まで見ると丁度↑のあたりの絵なんです。 雲雀の手にある鈴に綱吉の腕輪。実はかなりネタバレしてる(笑)
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