先生登場シーン
〜相場は夜と決まってるより〜





誰かが目の前に立つ気配にそろそろと目を開ける。

「安物。」

…………………誰。
俺はてっきり雲雀さんかと思ってたんだけど目の前で仁王立ちしていたのはどう見ても女性。
折れた包丁の刃を指に挟んでしげしげと見つめている。

『お、お前…』
「教師に向かってお前とはなに、この青二才。」
「あ、あの…」

スーツ姿の女の人はスカートなのにも関わらず写真男に豪快な回し蹴りをお見舞いした。

「よくもうちの生徒を苛めてくれたね。」

よろける男の腹に膝蹴りを決め、後頭部に肘鉄を打ち下ろす。
男が地に落ちるとその上に馬乗りになって首をゴキリとさせた。…何したかは言いたくない。
ばたりと動かなくなった男にバサバサと塩…かな?とにかくそれを振りまくと彼女はようやく俺を振り返った。




(本文より)

先生の登場シーン!!しかもこれも細部に渡り書き込まれていて…!
先生の足元には写真男、ツナのフードの中にはヒバードが。
そして作者も忘れてたツナの傷まで(←をい)

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mixiでりつさんを知ったときからなんて素敵なイラスト描かれる方なのかと。
こんな絵を描かれる人に挿し絵描いてもらえたらな〜、って思ってたらまさかそのりつさんに「小説の絵を描いてみました」と!夢かと思いましたよ!

何にも勝る宝をありがとうございました!
これからも宜しくお願いします。(←厚かましい)