雲雀 夏奈子
〜相場は夜と決まってるより〜





よろける男の腹に膝蹴りを決め、後頭部に肘鉄を打ち下ろす。
ばたりと動かなくなった男に彼女はようやく俺を振り返った。

「ふう…」
「あ、あの。」
「何?」
「ど、どちら様でしょうか…」

恐々尋ねると彼女は少しムッとした顔でつかつかと俺に歩み寄り強めのデコピンを放った。

「あだっ!」
「全く、忠告してあげようとすれば逃げ回るし助けてあげれば忘れてるし。なんて子なの。」
「す…すいません…」
「で。」
「はい?」
「私が誰かまだ分からないの。」
「ご…」

謝ろうとしてはたと気づく。
そういえばこのスーツどこかで…あ。

「窓ぺったん!」


(本文より)

そう、窓ぺったんです(笑)まさかこんな美人だったとは。
夏奈子先生は私が見たかったので無理いって描いてもらいました。
* * * *

本当にありがとうございました、シャムさん!
そして四宮さくらさん、私のわがままに付き合わせてしまってすみませんでした
またよろしくお願いしま〜すvv(←コラ)